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一般とテニス vol.4

今日は、一般の方(初級から上級まで幅広いレベル)とテニスの事についてかければと思います。


私自身の今までの経験とコーチとして教えた時に感じた事など、全然人によっては違う事もあると思いますので、ご参考までにとらえていただければ幸いです。


今回より一般向けのこちらのブログでは、テニスのさまざまなテーマに分けて書いていければと思います。


今回のテーマは、”サーブ”  〜高い打点で打つには〜


サーブとは、対戦相手のボールを返球するという要素が全くないテニスでは唯一のショットなので、自分自身の思い通りに、自由に打てるという点ではとても攻撃的なショットになると言えます。

しかしながら、この「自由に打てる」状況については主観的な判断になってしまいがちで、正しいサーブを打つには全ての要素を客観的に判断するように心がけていきたいです。


間違ったサーブのイメージ

サーブの打点とサービスライン(ターゲット)との位置関係を考える。

サーブをベースラインからサービスラインに直線的な軌道で打つには、ベースラインで高さが約290cm必要になります。

速いサーブを狙うときに、直線的な軌道で打ち下ろすイメージがあるが、この作業は大変難しいです。290cmの高さの打点の確保は容易ではなく、完全に直線の軌道でボールを打つことは、重力と空気抵抗も考慮に入れると不可能に近い。


最近身長が、3cm伸びて188cmになったわたしでも100cmを超えるジャンプをして直線的に狙ったサーブを打つのは難しいです。笑


高い打点確保のためのスイング軌道

自分にとっての最高の打点の確保は、ダウンスイングでは不可能であり、最も高い打点とは、肩や肘を中心としたアッパースイング(肩の下から上に上がるスイング)のみ実現できる。

アッパースイングでは、ボールの軌道が高くなり、フォルトするイメージがあるが、打点でラケットフェースを立てられれば、水平に近い角度で打ち出せる。また、アッパースイングによって回転もかかるので、水平に保たれたボールは弧を描いて自然に落下してきます。


高い打点からのサーブを打つさいに、直線的に狙うのではなく、軌道を意識して狙う。

特にファーストサーブは一直線に狙いやすいですが、ほとんどの人が直線では入らないので、弧を描いた軌道を意識して打つことが自由に打つことにつながってくると思います。


 
 
 

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