正しいフットワークで効率的にプレイ!
- 福島晴コーチ
- 22 時間前
- 読了時間: 3分
「フットワーク」についてです!正しいスタンスと打点に対するポジショニングは、ショットのクオリティーを決めるとても重要な要素のひとつになります。
・「スタンス」を正しく設定する
ターゲットに対し体を横向きに設定した際に、ターゲットに近い足を「前足」、もう片方を「後足」とする。
バックスイングの際の両足の設定には、「クローズスタンス」と「オープンスタンス」の2種類がある。「クローズド」とは、前足が後足より打点に近い場所に踏んである状態で、ターゲットに対して体が開きすぎるのを防ぐ目的があります。
重心を安定させてしっかり張り切る際に効果的です。
「オープン」は、とは後足が前足より打点に近い場所に踏んである状態で、走りながら打つ場合や素早い対応が必要な守備的状況での活用に効果的である。
・正しい打点の確保の為の「ポジショニング」
正しい打点を実現する為に身体を移動させる「ポジショニング」は、ショットのクロリティーを決めるとても重要な作業である。代表的な物は下記の3つです。
1、アプローチライン
打点に対して「内側」アプローチする(近づく)事で、クローズドスタンスが設定されやすい。短いボールの処理の際は、前進する過程で打点の「後方」からアプローチする形となり、体が開きやすくなるので、廻り込む形で遠回りをしてでも「内側」からのアプローチラインを実現させる。
2、クイックスプリットステップ
打点付近の細かいポジショニングの調整には、足を交互に動かすのではなく、クイックスプリットステップで対応する。これはクローズスタンスを維持したまま移動するステップでスタンスの乱れを防ぐ効果がある。
3、離れる為のポジショニング
クイックスプリットステップやリカバーの為に使うサイドステップを駆使して、体に近い打点から離れるフットワークも必要となる、その過程で状態が前に倒れ、スイングの軌道が乱れる原因となるので注意したい。
・正しいフットワークによる重心の管理
対戦相手が打つ前に、スプリットステップ(両足を同時に着地する)をすることによって、重心を均等に保つことができる。重心が偏った状態でスタートを切ろうとすると、重心の掛かる反対方向への移動が大幅に遅れる。一般的に無意識に重心が偏った状態にあるので、自身で再確認をしていきたいです。
シナーVSアルカラスの試合になります。
2人ともフットワークがとてもよく、正確に丁寧な動きをしており、ポジショニングをとるためのステップも見てみてください。
すごいショットばかりに目がいってしまいますが、どこにボールがあって、どこにいるのか、打った後にどこに立っているのかなどのステップやポジショニング、動きに注目してみると面白いと思います。
Comments