今日は、未就学児のテニスの事についてかければと思います。
私自身の今までの経験とコーチとして教えた時に感じた事など、全然人によっては違う事もあると思いますので、ご参考までにとらえていただければ幸いです。
未就学児のテニスのうちに始めておくと善いポイントをいくつか紹介できればと思います。
1、安全性
テニスは全身を使う運動ですが、接触プレーがほとんどないため、適度な運動強度でありながら怪我の少ないスポーツです。
年齢が上がり激しい練習になってくるとトレーニングなどが必要になってきますが、小学生のうちまでは怪我などの心配が少なく行えます。
2、総合的な運動能力を鍛えられる
テニスは一見「打つ」という動作が重要に見えますが、実際には「走る、跳ぶ、打つ」+「タイミング、バランス」などの色々な運動能力が必要になります。
未就学児のうちはそこまで論理的に考えて行いませんが、「瞬時に飛んでくるボールのスピードや方向を判断し、打つやすい位置に足を動かし、打ち返す」この動作を考えても、ボールの速さと方向を判断する動体視力、走れるだけの体力と瞬発力、打ち返す筋力とバランスを使うことになり、テニスを通じて自然と総合的な運動能力を高めることができます。
よく高校生くらいになると、「テニスをしている子はなんでもできる」と言われます。
実際に、卓球やゴルフ、バトミントン、野球など何か道具を使って行うスポーツはなんとなくの感覚でできる人が多いです。
私自身も社会人になってからゴルフを始めたのですが、テニスをやっていたおかげで身体の使い方やゴルフクラブのフェースの正しい角度などが感覚で理解できていました。
3、メンタルを鍛えられる
テニスは、メンタルの状態がそのまま自分のプレーに現れます。気分が落ちていたり、やる気がなくなってしまえばボールに勢いがでなかったり、うまく飛んでいかない、逆に善い時は、かなり気持ちよく打てたり思って形になります。また1人ですので、試合中などには自分のメンタルの状態をコントロールしていかなければなりません。
自分のメンタルの状態を把握してコントロールすることを学べるのはテニスなどの個人競技ならではと思います。
テニス以外ですとランニングなども私はメンタルが鍛えれると思いました。中学生からランニングをしていましたが、「もうやめたいな、めんどくさい」となると身体が重く、前に進みませんが、「これを頑張って、帰ったら美味しいものを食べよう」などポジティブの形をイメージすると楽しくすぐに終わってしまいました。
きつい、しんどい、思うようにいかない時に耐えられる力が身につけれられると思います。
4、一生続けることができる
テニスは、生涯スポーツのため老後になっても続けられます。
また、どの年代にも楽しみ方があります。
幼少期は、身体を動かして打つことを楽しむ
学生期は、試合やゲームなど打つだけでなく戦略的にも楽しむ
社会人は、テニスを通じてコミュニケーションを取り楽しく健康になる
老後は、一つのサークルの仲間を作りみんなで楽しむ
と年代に別れてそれぞれテニスを楽しんでいるように思います。
また、海外に出た時にどこにでもテニスコートがあり、どこの国でも色々な国の人とテニスを楽しむことができます。
5、誰でも試合に出れる
テニスの場合は、個人スポーツのため団体戦ではない限り誰でも試合に出れます。
また、自分のレベルにあった大会が開催されており、レベルが上がると全国や世界へ挑戦していけます。
テニスは、ATFやITFという国際連盟があり、14歳以下から海外で挑戦できます。
12歳以下もアメリカや他の国の大会に出場することもできます。
試合にでることが全てではないですが、自分のレベルや成長度を確認するのに大会に出ることはとても善いと思います。
今回とても長くなってしまいましたが、テニスを幼少期から始めることはとてもおすすめです!
テニスを続けたらそれ嬉しいですし、テニスではない別のスポーツや習い事に変更してもテニスをしていて良かったと感じてもらえると思います。
Comments